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2011.01.27 Thursday

プリザーブドフラワーの壁掛け《今橋玲子のオブジェダール》誕生秘話

早春のあたたかい穏やかな日。

「プリザーブドフラワーの少し大きな壁掛けがほしい。病棟の廊下、待合室、診察室に。」
クリニックのドクターからご依頼を頂いた。
 
くしくも私は入院中だった。
人生はじめての入院生活、気づくこと、考えることも多かった。
動かない身体。不自由な生活。不安。
 
白い壁に囲まれている閉塞感。
いつ抜け出せるともわからない暗闇の中で
独りもがいているような焦燥感。

そんな中でのご依頼、渇いたのどを潤すようにデザインに没頭した。
幸い、時間だけはあり余っていた。
今の私なら人のこころ奥深く響くデザインを創れる!
自由な、のびやかな、心やすらぐデザインと色を追求した。
 
花がいちばん美しく見える縁のデザインと色と形、大きさにこだわる。
イメージを形にできるデザインにたどり着いたら、
いろいろなメーカーの建材と、あらゆるメーカーのプリザーブドフラワーを
ひとつひとつ組み合わせて色合いと雰囲気を確かめる。

色合いを決めたら縁の制作。
出来あがってくるとイメージや質感が違ったりする。
納得がいくまで作り直し。
思い通りの縁に仕上がり、やっと花の制作に移れる。

1つの作品を作るために用意する花は、メインカラーを基調に
微妙な同系色とホワイト系数種、それぞれを大きさ別に
LL〜SSまで800輪は越える。

ペールオレンジのグラデーションにホワイトを入れるか? 
分量はどのくらい?
濃いオレンジの花は大輪か、小輪で散りばめるか。
色のバランス、流れは美しいか。
注意深く繊細に、花の凹凸で立体感を作り出す。
 
どの角度からも美しくみえるように、何度も試作。試行錯誤‥‥



最後に花を保護するためアクリルのカバーをかぶせる。

 

そして出来あがった最初の作品 
「風・遊ぶ・たわむれる」
3つに分かれた1つの作品。

やさしく穏やかなペールトーンのまるい環がたわむれる。
それぞれをくっつけてならべても、離しても飾れる機能性が
より自由を感じさせる。
 
閉塞感や緊張感をやわらげてくれる。
どんな言葉より優しく心に寄り添ってくれる。

こちらが必要とするときには
見つめさえすれば、いつまでも黙って付き合ってくれる。
 
与えるだけで求めない。
いつのまにか人間の内にある生命力を鼓舞してくれる。

そんな、花の不思議な力と優しさを十二分に発揮できる
今までにない素敵な壁掛けになった。
透明なアクリルの硬さの中に見える柔らかな花びらは
光の屈折をまとい高級感をまして一段と美しい。
 
そこからデザインが無限に広がっていく。
もっとコンパクトに、シンプルに、エレガントに、和風に‥‥
病院だけでなく、会社の応接室、サロン、カフェ、リビング、玄関、床の間‥‥
 
あらゆる場面で花が人の心をやさしく包み、人の内なる無限の力を引き出してくれる。
そんなやすらぎの空間を創りだす不思議なフラワーオブジェ‥‥
 《今橋玲子のオブジェダール》が誕生した。
 
長い間プリザーブドフラワーでディスプレイやブーケ、アレンジメントを作り、
デザインを磨き続けてきた経験が最大に生かされた作品だと思う。
 
是非一度オブジェダールのすべての作品をゆっくり楽しんでください。 
そして手にして、花の美しさを日々堪能してください。

これからも作品は増え続けます。
どうぞ おたのしみに。





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