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2011.10.10 Monday

胡蝶蘭とミニコチョウランのこちょうらんづくしのウェディングブーケ

20111007ブーケ
世界に一つだけの最高のウェディングブーケのご紹介です。

ご依頼は花嫁の叔母様。
フラワーデザインという言葉がまだ珍しく、セレブなお嬢様方の話題になりはじめた頃、
いち早くレッスンをされたモダンな奥様からのご注文。
シルエットはキャスケードほど長くない、小ぶりのティアドロップスをご希望。


花嫁さんは国立の芸術工科大学をご卒業後、専門分野をお仕事として追及されている才媛。

知的な品格を醸し出すブーケにしたいと素材を選択する。

ありきたりの花材でなく、お目が高い叔母様にもご満足いただけるもの…

デンファレなどの流れるラインを作りやすい花材は使わず、
あえて難しい組み合わせの胡蝶蘭づくしにしたい。

胡蝶蘭には白だけでもミニ、ミディ、大輪とさまざまな種類がある。
それらの特性を活かしながら組み合わせ、嫌味のない清楚さと品格を保つブーケにしたい。

きっと、世界に一つだけのウェディングブーケになる。

しかし、花材を厳選しなければできない。

ナチュラルで清楚な感じに仕上げるには、できるだけワイヤーで形を強制したくない。

このブーケにも花を強制するためのワイヤーは使用していない。

花の特性と美しさ、茎の持つ張りと優しさ美しさを最大限に引き出し、デザインを完成させる。
それがフラワーデザイナーの技術とセンスとキャリアの見せどころである。


過去、ワイヤーで強制してブーケを形作ることが主流だった時代がある。
現在はあまり使わなくなった。

とはいうものの、自然を生かすとなると花材が重要になる。

3ヶ月前からミニ胡蝶蘭の生産者の商品をすべて仕入れて、手にとって使ってチェック。
気に入った大きさと美しさのミニ胡蝶蘭を一つだけ選び生産者に仕立てかたを注文する。
茎の曲げ加減、花の並び方。デザインに合うように細部にまで注意してお願いする。

日頃と違った形での作り方に、快く応えてくださったことに感謝である。

そしてメインになる大輪の胡蝶蘭はこれまたこだわりの別の生産者にお願いする。
花の大きさ、輪数も考慮する。

たくさんの花から数十本を選択して準備。

そして揃った中から、先端に流れが美しい花、フォーカルポイントにふさわしい花と
選びながら作っていく。

花の美しさといい、大きさ、コンビネーションといい、品格、清楚さ共に、
予想以上のすばらしいものに仕上がった。

本人がこんなに手放しで喜んではいけないのだが、やっぱり美しい。
胡蝶蘭の品格は何ものにも代え難い。


世界に一つだけの最高のウェディングブーケの完成である。


人様に笑顔になっていただける。
そして自分も大きな喜びをいただく。
こんな素晴らしい仕事で毎日過ごさせていただいていることに本当に感謝の日々である。

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